生まれつき赤ちゃんがもっている疾患を先天性疾患と言います。
年齢に関わらず全妊婦さんの3~5%で、先天性疾患をもつ赤ちゃんが生まれてきます。
先天性疾患(障害)の大きな4パターン
先天性疾患(障害)には大きく分けて以下の4パターンがございます。
- ダウン症候群等の染色体疾患
- 単一遺伝子の変異
- 多因子遺伝
- 環境・催奇形因子(薬剤・放射線・感染症などが影響)
先天性疾患の内25%程度が染色体疾患を原因としています。
それぞれの割合
染色体疾患 | 25% |
---|---|
単一遺伝子の変異 | 20% |
多因子遺伝 | 50% |
環境・催奇形因子 | 5% |
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